研 究

専門分野

臨床心理学
(短期療法、家族療法、学校臨床など相互作用論の臨床実践と研究。)

相互作用論:
 人と人との関わり、つまりは相互作用論に興味を持っています。
 人はいつも周りの状況や人間関係から影響され、また影響を与えています。例えば家族、学校、友人関係、地域社会がその例です。
個人がその中で何を思い、考え、行動しているのか。そのつながりを読み解くことで、お互いの幸せに結びつくような関わりを実現していけたらと考えています。


心理療法の効果についての質的研究:
 心理療法を受ける人が求めているものは何か、また、それが満たされるとはどういうことか?について、その人の視点に立ち、よりよい心理療法のあり方について考えることを目指しています。

ブリーフセラピーについての研究:
 ブリーフセラピーは短期療法と訳され、短期間で高い効果を上げることができる療法とされています。
 相談に来られた方のために、早く楽になれるよう努力することは大切なことだと思います。そしてできれば、毎日の生活を、主体的に生きられるよう支援したいと思っています。 ブリーフセラピーはその人の力やポジティブな特徴に関心を向けるので、そうした支援に適した方法です。常に研究を重ねて、よりよい方法を発見し身につけ、伝えていきたいと考えています。



研究内容

論文:
 「二重拘束的コミュニケーションが情動および情報処理に与える影響」
  教育心理学研究 1993

 「青年期における対人感情と他者概念との関連」
  社会心理学研究 1994

 「公立中学校におけるスクールカウンセラーと教師との連携に関する
  一考察−連携および情報交換を促進する要因−」
  お茶の水女子大学人間文化研究年報 2002

 「教師コンサルテーションの一事例に関する考察〜問題解決過程を
      通じての自己概念および指導行動の変容のプロセス〜」 
  専修人文論集 2004

 「ブリーフセラピーのコンサルテーションに関する考察」
  日本女子大学紀要人間社会学部 17巻 2007

 「心理療法の成果についての質的研究の可能性」
  日本女子大学人間社会研究科紀要 14巻 2008

 「ブリーフセラピーのコンサルテーションに関する考察(2)
  −解決のイメージの精緻化のプロセスとその意義」
   日本女子大学紀要 人間社会学部 18巻 2008

 「心理療法の成果に関するPAC分析を用いた事例検討
  −個人内相互作用と個人間相互作用の変化に着目して−」
    人間文化創成科学論叢 10巻 2008

 「心理療法における問題の見方の変化に関する検討
  〜PAC分析を用いた質的研究」
    ブリーフサイコセラピー研究16巻

 「前向きな心を育むコミュニケーション」
    児童心理 2009年1月号

書籍:
 「精神保健福祉士養成セミナー 第14巻 心理学」
  精神保健福祉士養成セミナー編集委員会 へるす出版 1999

 「つなぎ育てるカウンセリング―多文化教育臨床の基礎」
  青木みのり(他)著 井上孝代編 川島書店 2007

訳本:
 「インクルーシブセラピー
 -敬意に満ちた態度でクライエントの抵抗を解消する26の方法」
  ビル・オハンロン著 菊池悌一朗、青木みのり訳 二瓶社 2007

国際学会発表:
 第27回 International Congress of Applied Psychology(ICAP)
    国際応用心理学会議の報告
 2010年7月11日〜17日