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分散分析当たりの第1種の過誤の確率

被験者間3要因分散分析における確率は約30

 

 分散分析も要因数が多くなると検定数が増え、分散分析当たりの第1種の過誤の確率が大きくなる。<岡本安晴1999聴取実験データにお統計分析・尺度日本音響学会誌55723-729>では、被験者間3要因の場合でこの分散分析当たりの第1種の過誤の確率をシミュレーションによって求めている。表―2にあげられた結果では、1つ1つの検定を5%水準で行った場合、分散分析当たりの第1種の過誤の確率が約30%となっている。これは、3回に1回は間違ってどこかで有意な結果を得ることを意味するので、3要因以上の分散分析は避けるべきであると考えられる。

 

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