Eclipse + C++ /Linux
Turbo Linux FUJI 11へeclipseとC++開発環境(プラグイン)のインストールを試みたが、その時の作業を備忘録としてここに記録しておく(2007.7)。
なお、以下の作業においては作成されたフォルダおよびファイルのアクセス権の設定が適切でないとeclipseはうまく動作しないので、どのユーザーでログインするかは重要であり、eclipseを使用するユーザーIDでログインする。作業に先立って「su」コマンドなどで管理者権限を得ておく。「コンソール(管理者モード)」を立ち上げておけばよい。
1.まず、Javaの実行環境(JRE)をSunのホームページからダウンロードした。Linux PCからアクセスすると、Linux用のダウンロードのページに誘導される。1番目の「Linux RPM(自己解凍ファイル)」でOK.を選べば、RPMファイルがダウンロードされるはずであったが、本日(2007.7)ではダウンロードされたのは*.binファイルであった。これを次のステップ2で説明する方法で実行してRPMファイルに変換するが、その前に適当なフォルダ、例えば「~/Desktop/myEclipse」、を作成して、ダウンロードしたファイル(今回のファイル名はjre-6u2-linux-i586-rpm.binであった。ファイル名は新しいバージョンになると変わる)を作成したフォルダ(今の場合~/Desktop/myEclipse)に移す。
2.~/Desktop/myEclipseフォルダに移動後、ファイル特性を
chmod 544 jre-6u2-linux-i586-rpm.bin
と変更し、その後
./jre-6u2-linux-i586-rpm.bin
と実行、解凍する。作成された*.rpmファイルを
rpm –ivh jre-6u2-linux-i586.rpm
とインストールする。インストールの確認はディレクトリ「/usr/java」に移り
jre1.6.0_02/bin/java –version
とコマンドを実行して行うことができる。バージョン情報などが表示されたら成功である。
ディレクトリjre1.6.0_02は*.rpmファイルのインストールによって作成されるので、ダウンロードしたファイルのバージョンによって名前が異なる。ディレクトリ/usr/java内でjreで始まる名前のディレクトリを探す。
3.次にeclipseをダウンロードする。Eclipseのホームページhttp://www.eclipse.org/の「Download Eclipse」ボタンをクリックして表示されるページから「Eclipse IDE for Java Developers」を選んでクリックする。適当なサイトを選んでクリックし、ファイルeclipse-java-europa-linux-gtk.tar.gzをダウンロードする。
4.ダウンロードしたファイルeclipse-java-europa-linux-gtk.tar.gzをディレクトリ~/Desktop/myEclipseの下に移し、
tar –xvzf eclipse-java-europa-linux-gtk.tar.gz
を実行して解凍する。
5.作成されたディレクトリeclipse/の下にあるeclipseのアイコンをダブルクリックするとEclipse Europaが起動する。これでJavaによるプログラミングが可能である。
次にC/C++開発環境のプラグインを行う。
1.まず、gccおよびgcc-c++(Install CD/Disk 2にある;デバッガーを使用するときはgdbも)のインストールを行っておく。gccおよびgcc-C++のインストール後、ステップ2に進む。
2.rootユーザーでログインする。これはC/C++開発環境のプラグインのときにrootユーザーであることが要求されるからである。
3.Eclipseのアイコンをクリックして起動する。
4.トップメニュバーの「Help」「Software Update」「Find and Install」を選択する。
5.「Install/Update」ウィンドウの「Search for new features to install」を選択して「Next」ボタンをクリックする。
6.表示された「Install」ウィンドウの「New Remote Site」ボタンをクリックする。
7.表示された「New Update Site」ウィンドウの「Name」欄に「CDT4.0」、「URL」欄に「http://download.eclipse.org/tools/cdt/releases/europa」を設定して、「OK」ボタンをクリックする。
8.表示されている「Install」ウィンドウで「CDT4.0」にチェックが入っていることを確認して、「Finish」ボタンをクリックする。
9.以下、表示されるウィンドウにおいて、指示に従って適当なボタンをクリックしていく。ライセンスの確認のウィンドウが表示されたときは、「I accept…」にチェックを入れないと次に進めない。
10. 最後のウィンドウで「Install All」を選択するとインストールが始まる。
EclipseにおけるC/C++開発環境の使用方法は以下のようであった。
1.「File|New|Project」を選んで表示される「New Project」ウィンドウで「C++」の下(C++の左の三角印のクリックで表示)の「C++ Project」を選ぶ。
2.表示された「C++ Project」ウィンドウで、Project nameを設定する(例えば、ck1)。「Executable」の下(左の三角印のクリックで表示)の「Hello World C++ Project」を選ぶ。「Finish」ボタンをクリックする。
3.画面左の「Project Explorer」ウィンドウ内の「src」の下(左の三角印のクリックで表示)のソースファイル*.cpp(今の場合、project nameに.cppを付けたck1.cppとなっている)をダブルクリックするとエディタにファイルの内容が表示される。
4.エディタ内のファイルの内容を好みで変更して(変更する必要はないが)、「Run|Run As|1 Local C/C++ Application」を選ぶと、必要な作業が始まり、終了後プログラムが実行される。実行による出力(coutの実行結果)は画面下のウィンドウに表示される。「Run|Debug As|1 Local C/C++ Application」を選ぶ時は、gdbもインストールしておく。