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まず、空間に半径1の球を描いていく。
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#include "colors.inc"
#include "shapes.inc"
色や図形の定義をするために必ず必要である。
camera
カメラの定義をする。
カメラ位置(location)、
カメラのターゲット(look_at)、
視野角(angle)を3次元座標で指定する。
light_source
光源の座標と色を定義する。
object
シーンに配置するオブジェクトを定義します。ここでは球を指定している。
pigment
オブジェクト色やパターンを指定する。
3次元座標
2次元グラフィックの場合と同様に明示的に位置を指定するために、必ず座標が必要である。
3次元グラフィックの場合はx座標、y座標、z座標を使う。zは奥行きである。
色の指定
色は色名でもRGBで値を指定することもできる。
使用できる色名はHelpのcolor.incの項目(7.3.1 Predifined colors)にある。
RGBで指定する場合はrgb <1.0, 1.0, 0.0>のように書く。
3つの数字は赤(R)緑(G)青(B)の値である。
POV-Rayでは0から255の値を0から1.0に正規化した値を使用する。
sphere以外にも種々のオブジェクトを定義することができる。
以下に主要なものを上げる。
Disk_Y | 半径1の円柱をY軸上に描く |
Cone_Y | 底面が半径1の円の円錐をY軸上に描く |
Cube | <1, 1, 1>から<-1, -1, -1>の立方体を描く |
POV-Rayでは、上記のオブジェクト以外にも様々なオブジェクトがある。
詳細はPOV-RayのHelpを参照してほしい。
ここではその一部を紹介する。
トーラス
トーラスはドーナツ型の図形。
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この図形をカメラ位置<0, 5, -10>と前出のライトの設定で表示される画像は右のようになる。
1は、ドーナツの中心から外周の中心まで、0.4は外周の半径である。
メタボール
2つ以上の球体がつながったように表現する手法である。
回転体は断面の右側(あるいは左側)の形状を座標を指定して定義する。
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メタボールの定義はblobで行なう。
メタボールでは2つの球体を定義する。
ここでは<-1 0 0>と< 1 0 0>に半径1.5の球体を置き、この2つの球体をつなげている。
thresholdの値を変更すると球体のつながりかたが変わる。
カメラの位置<0, 5, -15>で表示すると右の図になる。
メタボールの詳細はPOV-RayのHelpのblobを参照のこと。
回転体
ワイングラス、花瓶などは立体のどの断面を見ても左右対称である。
このような立体は回転体を使って作ることができる。
回転体は断面の右側(あるいは左側)の形状を座標を指定して定義する。
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適当なカメラの位置で表示するとカクテルグラスが表示される。
図の表示をするためにカメラ位置は<0, 20, -60>、カメラターゲットは< 0, 5, 0>。
詳細はPOV-RayのHelpのSurface of Revolutionを参照のこと。
基本図形の詳細な設定
sphere、Disk_Y、Cone_Y、Cubeは、
簡単にオブジェクトの定義ができるようにしたマクロである。
それぞれのsphere、cylinder、cone、box
を使うと位置、大きさなど様々な設定ができる。
詳細はPOV-RayのHelpの各項目を参照のこと。
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